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2011年11月 7日 (月)

自転車の件、この間つらつら書いてきましたが・・・【まとめ】

自転車の件、この間つらつら書いてきましたが、一応区切りを付けとこうと思います。

(1) 警察庁の通達にある幅3メートルはともかく、幅2.5メートル以下の歩道では自転車の通行を許すべきではないと思います。日本の肩幅の平均がおよそ40センチメートル、自転車の幅が60センチメートル。1.5メートルでは、「右端<>自転車<>自転車<>左端」となった場合、それぞれの間隔は10センチメートルにしかなりません。そうした数字のお遊びはともかくとして、人と人との現実的な距離感覚からすると、どんなに親しい間柄でも、最低20センチメートルの間隔は必要です。人と人とがすれ違うだけでも、1.4メートル以上は必要。自転車と人、自転車と自転車がすれ違う場合は、安全上、それより大目に見ておく必要があると思います。ちなみに、車いすのすれ違いに2.1メートル必要とされています。

(2) 一方で、単純に自転車を車道におろすことにも問題があります。歩道を走る自転車でのルールの守られなさぐらいと同様に、車道を走る自転車についてもルールが守られていないのが現実です。中野通りについていえば、タクシーで哲学堂方面に向かうと、その間だけでもかなり危険なシーンを目にすることができます。つまり、運転士さんはそのあいだ、常に緊張にさらされていることになります。自転車を車道で走らせる場合には、自転車専用のレーンをもうけること。また、可能な限りガードレールやセーフティコーンで区分することが必要と思います。

(3) 中野通りの場合、西武新宿線の踏切から北、哲学堂下の交差点までは、左右の端一車線は自転車専用としても差し支えないのではないか、と思われます。現状、パーキング・メータが設置されていますが、利用状況や周辺の駐車場の配置の状況にはよっては撤去。また、朝は工事用車両の待機所になっているのが現実で、これをこそ適正化すべきと考えます。また、踏切以南から新井交差点までの間も、東側一車線の半分と歩道の半分について、自転車専用としても問題ないと思われます。踏切の存在を含んでも、この付近の渋滞はかなり改善されているというのが実感です。

(4) 早稲田通り以北、中野通りから環七通りまでの間の自転車利用者は、最終的にはそのほとんどが、自転車駐車場につながる中野区役所と中野サンプラザの間の細い道を目指します。そのため、新井五差路の交差点付近までは中野通りを使っても、そこから先は新井二丁目地内に入ってしまう利用者ほとんどです。ここは、普通の住宅地ですので、道路の幅や曲がり角の見通しがきかないため、この地域に大量の自転車が流入することで歩行者が危険にさらされています。朝夕の通勤時間帯に限って、新井二丁目町内の自転車の通過を阻止するような(中野通りを通るように誘導するような)方策を講ずる必要があると考えます。

(5) 自転車を車道におろす場合には、バス停への配慮が必要になります。自転車専用レーンを設置した場合にバス停をそこまで移動する、あるいは、現在の位置から乗車する間の距離が長くなることにより、乗車に時間が余分にかかることついての考慮が必要です。また、バス停にはバス待ちの人がいるために、歩道の有効幅が狭くなります。自歩分離が実現しなくても、バス停の周辺では、確実に自転車の速度が落ちるような仕組みが必要です。

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こちらは、山手通り。宮下交差点付近。

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このぐらいの幅があれば自歩分離も容易ですが、いたずらに道路の幅を広くすることがいいことだとも思えません(道路の幅で、その両脇に建てられる建物大きさが決まってくるので)。また、広い道路で、地域が分断されることも、容易に想像できます。

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これだけ整備された歩道でも・・・

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やはり最後は、モラルやマナーだけが頼りなんですが。

幼児、小学生の自転車利用の規制も検討すべきと思います。自転車はその特定から転送しやすく、また、転倒した状況によっては事故を防ぐことができません。脚力が十分でない幼児や小学校低学年の児童が、車道と分離されていない歩道または自動車専用レーンを走行することは、まさに危険と隣り合わせであってこれらの自転車の利用そのものを禁止すべきだと思います(現在も、地域によっては小学校低学年の自転車の利用を規制しているところがあるように聞いています)。また、これらの年代にとって自転車は、移動の手段ではなく遊具であって、保護者と同伴で適切な公園等に移動することによって、安全に自転車で遊ぶことは可能になります。

一方、小学生が学習塾や習い事の往復に自転車を利用する例も珍しくありませんが、無灯火、並進、スピードの出し過ぎなど、実は夕方の自転車でもっとも危険なのは、こうした小学生が運転するものかもしれません。

どの学校でも、交通安全教育のためのイベントが実施されているとは思いますが、自転車を遊具ではなく移動の手段として使用する小学校高学年の児童に対しては、大人に対するのと同様の内容を周知するようにしなければならないと思います(自転車のルール、そのルールが必要な理由、罰則)。

また、このとき、対象の児童だけではなく、その保護者に対しても同時に同じなようについて周知するようにしなければなりません。というのも、子どもが交通法規を守ろうとしているのに、同行の保護者が信号を無視して交差点を通過してしまい、子どもがこれをあわてて追いかける、といったシーンに少なからず出くわすことがあるからです。

残念ながら、大人に対して自転車のルールは浸透しているとは言い難く、児童へのせっかくの指導が親のために台無しになると行ったことを避けるため、親子同時に指導する、といった試作が必要と思います。

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下の写真は、桃園川緑道公園。かつてこの場所に橋があったことを示すモニュメントですが、自転車の速度抑制に役立っています。

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練馬区立とよたま中一丁目公園脇の歩道。本当は、環七通りの歩道のものを例に出したかったのですが、みあたらなかったので代わりに。

自動車、バイクの誤進入を防ぐための柵ですが、同様に自転車の速度抑制に効果があるように思われます。

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練馬区が配布しているチラシ。都営バスの車内で配布されていたもの。

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賠償など現実的な内容も含まれており、よいチラシだと思います。

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